日本サッカー協会名誉会長の岡野俊一郎さんがこんな記事をPHPという雑誌に掲載していらっしゃいました。岡野氏の公演は学生時代を含め何度も拝聴した事があります。いつも居眠りをせず楽しく聞かせていただいていました。
タイトルは「サッカーを通して世界を観る」(ワールドカップにちなんだ記事ですが)というものでしたが、その中で子育てについて書かれていたことです。
子どもの将来を決めてはいけない!という項目で、サッカーを始めたらサッカーばかり、野球を始めたら野球しかしない。どうして日本の間口は高も狭いのでしょうか・・・・略・・・Jリーグが発足し、多くの子ども達がサッカー選手に憧れるようになった。それはとても嬉しい事だが、その一方で、必要以上に子どもに期待をかける親が増え、Jリーグに行かせたいがために数多くの犠牲を払う親、まだ体の出来上がっていない小学生の頃から躍起になってスクールに通わせ、子ども自身の向き不向きも考えずに、親が勝手に夢を託す。これは親が絶対にやってはいけないことです。
一つ前のブログにピート・サンプラス選手の事を書きましたが、彼はテニスに向いていた方だからこそ、あの偉業を成し遂げたと私は思っています。
親はどうしたって子どもに期待するが、向いてないものは向いていない。特にプロスポーツの世界は才能という厳しいハードルがある。そんな親の期待に応えられなかったとき、子どもはどうすればいいのでしょうか?どこに逃げたらいいのでしょうか?
子どもが逃げて帰るところは親のところしかないのに・・・・
鳶(とんび)は鷹を産めないんです。でも努力次第では優秀な鳶になれます。でも鷹ではありません。だけど、優秀な鳶は、鷹の中に混ざっても生きて行けると思いますが、それはレアケースだと思ったほうがいいと思います。
私も自分の子どもを育てていて一番気をつけたのは、「この子は夫や私の分身じゃない」という所です。その子がどんな生き方をするのか、その選択肢を増やし、迷った時にアドバイスをするのが親の役目だと思います。(それでも葛藤はたくさんありましたよw)
この項目の締めくくりの言葉に・・・
スポーツとは、本来人生を豊かにするものです。そのスポーツに心が押しつぶされてはならない。子どもに色々なスポーツを経験させ、自分自身で好きなスポーツを見つけさせてあげる。それが親の役目だと私は思っています。
スポーツマンらしいステキな言葉だと私は思いました。
青文字部分のみPHP7月号 PHP研究所発行より引用
